気づけば10月ですね。
そういえば、気づかなくても、10月だったのでした。
と、いうことは、9月も無事に暮らし終えたので、今月もまた、読んだ本のアレをすることにします。
7月は、ひとこと書評を書きました。
読んだ本すべてに、コメントをつけていったのでした。途方も無い苦労がありました。文章を書く苦労というよりも、本の内容を思い返したりだとか(記憶保持のためには有効な気もしますが)、リンクを貼ったりすることが、途方も無いのでした。
それを反省して8月は、ベスト5のみのコメントにしてみました。
だいぶんと、苦労は減少したのでした。しかし、それでもまだ、苦労はあるのでした。リンクを貼る苦労。きっと9月は、ベスト3しか書かないんじゃないか、なんて不安も見られました。だって大変だったから。
なので、今回の9月度分は、ベスト3。
順調に減っています。が、きっと、誰にも迷惑をかけるわけではないと思うので、良しとしたいところです。
2015年9月ベスト3のひとこと書評
ベスト3 デザインで地域を元気にする、プロジェクトと仕掛人たち
- 出版社/メーカー: パイインターナショナル
- 発売日: 2015/02/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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無事に大学を卒業した今年の3月。それを経て、色々とデザインをしながら考えていたことがありました。
僕がしたいことの中には、「デザインを軸としたプロジェクトを考え、まわしていく」ということが、どうやらありそうな感じがします。
そんなことをしていくために、参考としようと思って読むことにした本がこれです。
直接的には関係はなかったとしても、色々と参考になりそうです。
ベスト2 飼い喰い――三匹の豚とわたし
- 作者: 内澤旬子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2012/02/23
- メディア: 単行本
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なかなか衝撃のタイトルと表紙デザイン。アカペラ仲間に借りた本です。
そういう風に、人から借りた本って、より一層、思い出に残っていくような気がします。
本の内容は、ドキュメンタリーです。豚を飼った経験もない著者が、豚を飼って、育てて、最後には食べてしまうという一連の行為。文章もリアルで、色々とトラウマになりそうなことも書かれていますが、なんというのか、あれです。興味深い内容です。
さてさて、毎日僕らが当たり前のように食べている肉は、どうやって食卓にならんでるんでしょうか。
そういった内容は、昨今メディアで取り上げたりもされていますが、その内容はサラッと概要を追っているだけのイメージ。この本では、豚と著者との出会いから、育てて、愛着が湧いて、そして食べられることまで書かれています。
僕は、飼われていた3匹(夢、秀、伸)の中では、伸が好きです。
あ、意味わからんですよね。そうですよね。
でもこの本を読むと、殺すことが悪いとか、地産地消がよいとか、そんなことを越えた、一つ上の何かに出会えたような、そんな気さえします。
ベスト1 ジョナサン・アイブ
ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー
- 作者: リーアンダーケイニ―
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/01/09
- メディア: Kindle版
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堂々一位。読む前からぶっちぎりの一位。
えこひいきと言われようが、構いません。だって僕のヒーローなのだから。
言わずもがな、アップルのデザインのトップ。
やっぱりすごい人は、学生の頃からすごかったんだなと、改めて尊敬しつつも圧倒的な敗北感をグサリと突きつけられた気もしたりして。
そしてどんどん読み進めながら、その人柄に、さらにファンになってしまうわけですね。