京都 清水寺の近くに観光名所「産寧坂」があります。
町としては、2つの町にまたがっています。
そのうち一つが「清水三丁目」。
その清水三丁目で、展示をおこないます。
3丁目と3年坂展
清水三丁目にお住まいの人、お勤めに来られている人向けの展示です。
今回の活動でつくった本をお渡しします。
外部のかたも、本のお渡しこそできないかもしれませんが、ご覧いただけます。
地域でのデザインや活動に興味があったり、
僕の友人知人のみなさんにはぜひ、
賑やかしにお越しいただけると嬉しいです。
まちの人対象だと、あまり人が来ないような気がするので、。
よければ大学生と一緒にお待ちしてます。
2020年2月8日(土)15:00〜20:00
2020年2月9日(日)10:00〜17:00
@清水会館
本をつくった経緯
清水三丁目は、清水寺のすぐ近く。
人通りの絶えない観光地ですが、そこに住んでいる方もおられます。
そんな地域の方とご縁があり、活動をしてきました。
ちなみに昨年度は、案内板を描きました。
商売としてはとても良いまちですが、暮らすにはどうでしょう。
常時、人に溢れている場所です。
車はもとより、自転車でスーッと、というわけにもいきません。
アップダウンも多く、買い物も大きな通りまで降りていかないといけません。
高齢化が進んでいて、お子さんは少ないようです。
とにかく観光客の人が多いので、いろんなお店が出ています。
地価は上がります。
相続するのも大変という話も、耳にしたことがあります。
清水寺に向かう道だという土地柄、これまでの歴史的にもいろんな人が関わり、いろんなお話が生まれました。
口頭伝承されてきたものも多いようです。
今後、世代が変わったときに、この受け継がれてきた話が消えてしまうんじゃないか。
このまちの魅力を残していくべきだという、まちの人の想いから活動の内容が定まっていきました。
そうして、
歴史を残し、伝えるための「本」をつくることになりました。
本だけではなく、「ボードゲーム」もつくることになりました。
ボードゲームをつくることにしたのは、情報の伝達を、本以外のもので行ないたいと考えたからです。
「遊びながら」だとか体験しながら「わかる」ようになるといいなあと。
本とボードゲームをつくりました。
本と、ボードゲームをつくりました。
「三年坂と。」
本はA5サイズ60ページになりました。
「三年坂と。」というタイトルです。
まちに関する歴史や云われを書いています。
せっかく芸大生が取り組んでいるので、堅くなりすぎないように。
「三年坂の三年すごろく」
ボードゲームをつくりました。
すごろくです。
三年坂・清水三丁目を調べていくうちに出てきた、ゆえんのあるキャラクターたちが主人公。
「三年坂で転ぶと3年で死んでしまう。」という云われがあります。
あろうことか、転んでしまったキャラクターたちが、3年以内に道を滑りにくい石畳に換えていく、というゲーム。
三年坂の歴史や云われを知ることもできます。
本のページとも連動していて、より詳しく知ることができるようにもしています。
歴史、歴史、とならずに、普通に遊んで楽しいゲームを目指しました。
また、友人知人のみなさま、一緒に遊んでやってください。
ちなみに、これを機に、個人的にもゲームがつくりたくなりました。
難しいけどつくるの楽しい。
お待ちしてます。
「3丁目と3年坂展」
どうぞお待ちしておりますー。