非常に良いブログ記事を見つけた。
一部、引用。
では、家族の食卓、そのものがどう変わってほしいのか? 5年後の家族の食卓では、目の前の料理についての会話が、もっと盛り上がるようになっていてほしい。料理をした人が、食材やレシピのストーリーを、家族に伝えたり、食べた人がおいしさや感謝を、もっと表現できるとよい。家族全員がTVを見ながら黙って食事をするのが、一番、味気ない。TVで芸能人が食べ歩きをして「ま〜おいしい!」と言う番組を見ながら、目の前の食事を無関心に食べる光景は、世界から無くしたい。
衝撃を受けたとともに、すごく共感。
そういう視点で考えたこと無かった。
想像するに、食事の場における会話の話題っていうのは、
昔と今ではだいぶん違うんじゃないかと思った。
高度経済成長以前は、もっと食事そのものの話があったんじゃないか、と。
娯楽要素が増えてしまったために失われた話題があるんじゃないか、と。
そうした場合、その失われた話題を取り戻す必要があるんじゃないか、と。
食事の場に限らず、同じ時間、同じ場所で過ごす人との会話の話題っていうのは、
よりQOLを高める話題があると感じた。
昔に戻るべき、現代はダメ、っていう考え方では全然なくて、
昔にあった良いもの(伝統やマインドとか)と、現代にある良いもの(技術や経済力とか)を活用して、
よりよいライフスタイルにしていくのが良いんじゃないか、って思ったわけで。