おもむろに、日々のデザインに関する思考や過程をドキュメンタリー化していこうかと考えたので始まったデザイン日報。
書かれたきり、日の目をみないかもしれないけれど、何かの痕跡になりますように。
デザインメモや思考置き場
170203金
- 鱧浪会blogのフォントをGoogleフォント「さわらびゴシック」にした。
- colorを#666に、letter-spacingを1ptに変更。
- 手書きの文字やイラストをデータ化
160829月
次のコンペ検討。
何をつくるかのアイデアは思いついているので、あとはどういうデザインに落とし込んでいくか。
9月上旬に〆切なので時間が無いけど、もがきたいところ。
160810水
レーザーカッターでスタンプテスト。
NBRゴム(t=3mm)を買ってきてテスト刻印。
200mm/min 100% 1回でも彫刻の深さは浅く、スタンプとしてはNG。
回数を増やすか、速度を下げて、どこまでできるのだろう。
ちなみに、臭い。
160805金
レーザーカッター試運転。
予定していた厚紙(クラフトt=1mm)もカットできた。
ただ、この厚みでは10回近い回数が必要で時間がかかるのと、高出力のレーザーカッターよりも焦げ目が多い気がするのが気になる。
薄い紙でも焦げ目はかなり気になる。
160803水
到着したレーザーカッターFABOOL LASER MINIを組立て。
さすがにDesigned in Japan。マニュアルもわかりやすく、3〜4時間程度でミスもなく組立完了。
テストはまた今度。
160722金
栞のデザイン調整。
結局、一番初めに思いついたデザイン案に戻ることが多々。無駄な気もするけど、それでも調整して変わったりしているので、毎度それでどうにか納得する日々。
Amazonギフト券で入手したカラーチャート本が、文字の色も確認できて便利。
紙の質感もいくつかの中から確認できるのは大きい。
- 作者: 松田行正
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2014/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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オンデマンド印刷も多用するので、キンコーズカラーチャートとかのレーザープリントチャートもあるとよいのに。
160707水
栞の試作。
・空の色
・紙の種類
・雨の名前
この辺はなんとかなりそうな気がする。
・言葉の標本
これは、見た目が悪すぎるので、もうちょっと良い感じにしていきたい。
ぼちぼちパッケージも考え始めないと。
160705火
ホームセンタームサシへ。
コンペのプロダクト制作のための材料調査。
木材を探しに行ったけど、キャンバスに惹かれる。
キャンバス地いいかも。
160704月
考えてた栞のアイデアをチズルさんに聞いてもらう。
結果、ほぼすべてがボツ箱へ。
160701金
早くも今年の半分が終了。
もしくは、今年はまだ半分もあると捉えるべきなのか。
栞を検討した。
栞についてなんて、考えてみたこともなかった。
栞って機能的には、読んでいた本の頁を覚えておくもの、次に読むときにすぐに読めるようにするためのもの、なんだろうか。
「本を読む」という行為に付随して何かができる、そんな栞があってもよいのかもしれない。
【記録する栞】、【気づく栞】、【伝える栞】、【出会う栞】。どうだろう。
そもそも、本の頁を覚えていない栞や、すぐに探せない栞というものがあったら、それは栞としてNGなんだろうか。
もしかするとその方が、ゆっくりじっくり読めたりするのかもしれない。
160630木
数日前から、栞をデザインしようと考えはじめた。
8月頭に大学で行われる、アートマルシェに出品できればいいなと。
普段、本もそこそこに読むし、栞も使うけれど、栞を買うことはほぼ無い。
栞に価値を感じていないからか、それとも、レシートであったり、そのあたりにある紙切れで間に合うからなのか。
栞とは、なんだろう。
160629水
地域活性化プロジェクトに関わりだして2週間ちょっと。
なかなか頭で理解できなかったプロジェクト内容も、毎週のミーティングと、週末の制作作業に顔を出しているうちに、少しづつながら輪郭が掴めてきた感じがする。
160607火
地域に関わるプロジェクトに関わることになりそうな。
まだ詳しい内容はわからないけれど、ハレに関することと、ケに関することの両方のデザインをできたらよいなと思ったりする。
160606月
民藝についての本を読んでみる。
匿名性・相互扶助・使う側の主体性・日常、のようなものがキーワードか。
美しさというよりも、愛おしさなんだろうという印象も受ける。
最近考えている「共同作業」の親テーマである「自立共生」に、様々な要素がかぶっている気がする。
偶然か必然かはさておいて、両方のデザインが互いに良い影響を与えあえば良いなと思う。
160604土
ネオ民藝打ち合わせ。
どういういきさつか、関われることになったのかもしれない。
どういういきさつというか、先日の金星夜ゼミ後のゴハンの中でのいきさつ。
ネオ民藝の壮大なプロジェクトのアーカイブをつくっていくにあたり、どうせなら活かせるものの方が良い、そのデザインをしてもらおう、的ないきさつ。
ただのアーカイブなら僕は要らないようなので、勝手に考えてみようと思う。
理解のサポートになったり、振り返ったり、興味を移行できるようなデザインを。
160603
自分たちで、共同作業ができる参考になりそうなものをpinterestに集め始める。
1,000 件以上の 「共同作業」のおしゃれアイデアまとめ|Pinterest の画像
日本では江戸現代に「結(ゆい)」、「もやい」という共同作業のシステムがあったらしい。
結は、一人で行うには多大な費用と期間、労力が必要な作業を、人手を貸し借りし合って相互扶助するもの。
田植えや稲刈り、屋根葺きなど。信楽で知った版築もそうかも。
もやいは、誰かのためというよりも、自分たちみんなのために複数の人間が共同して作業や事業を行うもの。
荒地開墾や、地曳網漁など。窯焚きや窯出しもきっと、このもやいなんだろう。
共同作業では、時間が短縮される。
共同作業では、コミュニケーションが生まれる。
共同作業に、何かの要素をプラスして、相乗効果のあるデザインをしたいところ。
160601
「自分で作れるもの」「自分たちで作れるもの」のデザインをぼんやり考え始めた。
みんなでっていうのが、結構キーポイントのような気もする。
以前は農作業も、共同が当たり前だったように。