卒制4のスクーリングの後、これまで作ってきた試作品をブラッシュアップしていくことになり、構造やら素材やらグラフィックやらを色々と検討しつつの試作作業に移り始めました。
そろそろ今回の卒制の、意匠的なデザイン方針も決めようと考えて出たのが、「はんなり」。
以前にテキスト課題で使ったコンセプトですが、わりとお気に入りで、今回にも相応しいと判断して再利用。
「はんなり」=「上品さ」+「愛嬌」
ということで、デザイン方針も無事に決定。
そんなこんなでまずは封筒。
これまでのコピー用紙での封筒から、紙を選んで試作。
「ひとり厚み検討会議」
写真では全然違いがわかりませんが、それぞれ四六判で100kg、130kg、170kg。
というかこんな分類するのも呼び方するのも全然知らなんだ。
ちなみに、この紙は「里紙」。最近のお気に入り。紙をこんなにもまじまじと見たり触ったり選んだりしたことなんて、今までにないので、初めてのお気に入り紙。
なんというのか、紙なのに布っぽいというか革っぽいというか。少し厚みのある肌触りが心地よい感じ。
100kgではペラペラで普通の封筒が少しだけしっかりした感じなので、どうにも上品さとか上質さに欠けるし、一方で170kgでは、雰囲気はすごく出るけど、いかんせん紙が固くて封筒として開けにくいので、落ち着いたのは130kgの紙。
「ひとり色検討会議」
何色か試した結果、このあたりの色がすごくあってそうな。
まだ入手してないけど、NTラシャとかタントっていう種類の紙も雰囲気が合いそうなので、それで作ってみて決めようかというところ。
わりとこのままでもキレイし、印刷無しでもありかもなー。