ちょっと前に、「人間中心デザイン」ってのが注目を浴びて、数年前から「サスティナブルデザイン」ってのが注目を浴びてる気がします。
人工物のカッコ良さとか作りやすさを求める時代から、それを使う人間が軸に考えられるデザインに変わってきて。
そこから、自然環境の継続性を考えたデザインへの移行。
個人的には、最近、「土地」というのを大きな軸に考えるべきじゃないのか、ってことを思い始めました。
思い始めたって言っても、別に深く考えてないけど。
グローバル化で、どこでも同じ生活ができるし、世界はフラットになった。なんてことは全然なくて。
グローバル化してるとはいえ、どこに住むかによって生活は大きく変わるもので。
「銃・病原菌・鉄」にあった(ような気がする)ように、地球の生態系の進化は、土地環境に依存しているわけで。
人間とか、資源を中心に考えるよりまず、その土台にある土地を軸にしたデザインをしないと、結局は矛盾が生じる気がします。
人間の文化は、グローバル化することは無いだろうし、その文化は、その土地によって生まれ、育っていくものだと思いますし。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
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