存在は知っていながらも、なかなか行けてなかった場所の一つ。
今住んでる所から電車で数駅ぐらいの近い場所なんで、いつでも行けるしまぁいいかー、とか思ってたのと、Webサイト(アサヒビール大山崎山荘美術館│本館について)に見られる美術館の感じが個人的にあまり好きではなかったから。
蓋を開けてみれば、行ってみて大正解。開催されてる「野口哲哉展 ー 野口哲哉の武者分類図鑑」も面白かったし、それ以上に、美術館の空間が建物も庭も風景も含めて素晴らしく良かった。
無料バスもあるみたいけど、せっかくなので歩きを選択。
途中、かなりキツい目の上り坂続きだったので、歩きやすい靴じゃない方はバス利用が良いかも。

それでも道中は、自然の美しい景色が見られるので、歩きの方が感動すること間違いなし。

残念ながら、美術館は写真NGだったので写真は無いけど、どの場所、どの方向でも写真撮りたくなる美しい景色ばっかり。館内カフェのテラスからの眺めは、それまでの木々に覆われた空間から、はるか遠くまで一気に展望できる絶景ポイントでした。
その木々に閉じられた空間というのがスゴく美しく、スゴく心地よく。
オープン化が進んでる現代において、というか、現代だからこそのクローズドな空間の心地よさというものが重要になってくるんじゃないのか、と思えたほどに。
そんな素晴らしい美術館での企画展示は、ユーモアあふれる武者フィギュア達でした。シャネルの鎧を着てたりとか、動物用の甲冑があったりとか。
老若男女が楽しめる内容で、僕も多分にもれずその一人でした。
期待以上に良かったので、野口哲哉さんの作品集?も買おうか散々迷ったものの、今買うと自分のデザインが引きづられてしまいそうなので断念。
さー、僕もがんばるか。と。