イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

歌い方の違うハーモニー

アカペラのハーモニーの話。

歌声が似ていると、よくハモったりする。

歌声が違うと、ハモりにくかったりする。

たぶん、

それぞれの歌い手の声には、それぞれの周波数分布があって、

複数人が、同時に声を出すことによって各々の周波数分布に応じた倍音生まれるので、

重ね合わされたその波の周波数と振幅によって、

いわゆるキレイなハモり、そうでないハモり、っていうのが生まれてくるんだろう。

ただの推測やけども。

アカペラをしていると、

良くハモらそうとして、みんなが同じ歌声を目指したりするグループもあったりする。

それはそれでダメなことでもないし、もちろん反対もしないけども、

僕の意見としては、別に同じ声にしていかなくてもいいんじゃないかという考え。

もちろん、声だけで音楽を作っていくわけなので、ハモった方が良いだろうとは思う。

要は、程度の問題。

ある一定レベルまで到達したら、それ以上しなくても良いだろうと。

みんながみんな仮に同じ歌い方、同じ声だったとしたら、

それは、たとえば、オーケストラが全部トランペット、っていうのと同じものになって来るんじゃないだろうか。

ただ音階の違うトランペットだけのオーケストラ。

フルートだけのオーケストラ。

バイオリンだけのオーケストラ。

音楽の知識も何も無いので、良くは分かっていないし、感覚的に考えているだけではあるけど、

そんなに面白いものでもないだろう。

いろんな楽器があるからこその楽しさ。

リズム、テンポ、ピッチetc、ある一定のルールの中での演奏。

それが広がりのある音楽の作り方じゃないんだろうか。

歌い方がそれぞれ違って、

リズム、テンポ、ピッチetc、が合えば、

その方が表現力が格段にアップするのかもしれんね。