雑誌は読んだら処分する人は多いと思う。
昔から貧乏性の自分にはなかなかできない選択肢だ。後で読み返すかもしれないし、と。
なので、本が溜まっていく。
結局、読み返す時間なんてあんまりとらないのに。
読書以外にも、自分のとったメモであったり、ブログであったり、なかなか振り返ろうと思っても振り返らないことが多い。
振り返るべきであるっていうのはわかっているのに。
復習が大事、なんてことは小学校の頃から言われているし、仕事でも毎日のことを振り返ることで次の仕事が整理されたり、生まれてきたりするのに。
今日はそんな雑誌を入浴中に読み返してみた。
一回は読んだことのある中身であるし、放っておけば、読み返すことも少ないであろう雑誌。万が一、湯船につけてしまったりしても、被害は少ないだろうという考え。
改めて感じた。
本は、その時その時の読み手の興味というフィルターを通ってきた物が頭に引っかかっていく。
以前に読んで興味を持てなかった内容で、読み飛ばしたりしていても、再度読んだ時に、同じところを読み飛ばすとは限らない。初めて読んだときから、再度読み返すまでに、自分の経験は増えており、興味も考え方も少なからず経験に影響されているはずだから。
雑誌をパラパラめくっているうちに、雑誌の内容から思考が発展して、全然関係の無いことを考え込んだりすることが意外と重要だったりするんだろう。
知識を増やすというよりも、思考のトリガーとする方が良いのかもしれない。
読み返すたびに、新たなことを考え、新たな発見がある。
面倒なことではあるけども、行うべきことかな。