イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

卒業制作6 最終審査

先日、卒業制作の最終審査がありました。

これで卒業制作のスクーリングもラストの6回目。
あとは3月に卒業制作展という展示こそ残ってはいますが、授業は終了です。
終わってみれば、あっという間の卒制の一年間でした。


スクーリングは1日目の土曜日午前は、まず制作物のチェックを受けながら、プレゼンのリハーサル。
その後、翌日の審査本番に向けて展示準備などなど。

2日目の日曜日は、午前中は各自で準備、お昼〜夕方で最終審査、その後審査結果を受けたり、卒制展に向けての面談を行ったりでした。


これまでに5回あった、卒制スクーリングのプレゼンはそんなに緊張することもなかったわけですが、この最終審査は、近年まれにみる緊張でございました。
陶芸家の松井利夫 教授と、今やテレビで拝見することの多いコミュニティデザイナーの山崎亮 教授が審査員だったというのが大きいのかもしれません。

f:id:o21mokamoto:20150124143619j:plain

卒業制作展を意識して、審査の展示もしてみました。


一年間もあった卒業制作期間ですが、スクーリング自体は6回で、そのうち、テーマを決めるまでに2回、最後の6回目はこの審査で終わってしまいます。
なので、実質、プロダクトやプロジェクトを制作・進行し始めてからは、3回しかスクーリングはなく、その間に先生と相談を行って、あとは家で一人でデザインと向き合うのは、いい経験になったと思いますが、わりと悶々と辛い一年間でした。
周りの人や関係者と話しながらフィードバックをしつつ、決めていくっていうのは精神的にも大事ですね。



最終審査後には、最後のテキスト課題もあり、無事に〆切前に提出できたので、毎度のごとくこのブログに貼り付けようかとも思いましたが、この卒業制作をコンペに出そうとしてまして、そのコンペは未発表の作品である必要があるようなので、SNSならさておき、このブログではやめておいて、コンペの結果が出てから貼り付けようと思います。


スクーリングもテキスト課題も、点数のために頑張ってるわけじゃないし、大学自体も卒業のために頑張ってるわけじゃないですが、せっかくがんばったので、良い点数だったらイイなと願う限りです。



2015年3月8日(日)〜15日(日)には、通信教育部の卒業制作展が、京都造形芸術大学構内で行われます。
ご都合つく方、ご興味ある方、ぜひ見てやっていただけたら幸いです。
年齢も、住んでいる地域も、勉強している動機もバラバラな全国各地の通信芸大生の卒業制作の作品をご覧いただける、なかなか無い場ですので、面白いんじゃないかと思います。