イリモノづくり

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注型用の樹脂材料(キャストレジン)について

注型樹脂の学習会での内容や、エンジニア時代の知識など、悲しいかなどんどんと忘れていってる気がする最近です。
これまでとは違うのでしょうか、33歳( ³ω³ )

…顔文字を使ってみたかっただけというのは、さておいて。
自分で検索するためのメモを兼ねて、ブログに書いておこうと思います。
今回はDIYや自作、デザイン試作のために、注型関係の材料について。

注型材料

流し込んで固める、メインの樹脂材料です。
それぞれ特徴がありますが、基本的には有機溶剤なので、換気をしっかりとしましょう。
火も厳禁です。目に入ると激痛らしいので注意しましょう。

欲しい大きさに対して、使用するレジンの量が悩むところですが、多くの注型材料のレジンは比重が1.1〜1.5なので、それを目安にすると良いかもしれません。
例えば、50×50×4[mm]の板状の直方体(バッジとか)であれば、50×50×4(体積)×1.1(比重) = 11,000mm³なので、だいたい11gです。
きれいに注げなかったり、形が正確ではないと思うので、少し多めに準備するのが良いです。

ウレタン系樹脂

一番簡単に扱えるであろうレジンです。
白やベージュ、黒などの色に固まるレジンです。
透明もありますが、そこまでクリアでは無いようです。
A液とB液を同量計量して混ぜ合わせると、数分〜数十分で硬化するので便利です。
硬化が速い分、熱を短時間に放出するため、持てないぐらいに熱くなります。

レジンキャストEX 2kg (ノンキシレンアイボリー)

レジンキャストEX 2kg (ノンキシレンアイボリー)


エポキシ系樹脂

クリスタルレジンなんかは、このタイプで、透明度がウリです。
透明度が高いので、何かをレジン封入したいとこには、エポキシ系樹脂がよいです。
硬化に1日2日の時間がかかるのがネックですが、長時間かけてゆっくりと硬化する分、ひずみも少なく、熱の発生も少ないです。
固まったときにはクリアーですが、磨きは合いません。その上からヤスリをかけたりすると傷が残ります。
クリアー塗装で仕上げるのがよいです。
多くは主剤と硬化剤を2:1で混ぜ合わせて使います。

日新レジン クリスタルレジン 300gセット

日新レジン クリスタルレジン 300gセット


ポリエステル樹脂

FRP用のものは、注型には適していません。注型用のものを使います。
大きめのホームセンター等で手に入りやすいですが、透明度が低く、キシレン(有毒)が含まれています。
においが臭く、硬化後も数週間においが取れません。
紫外線による劣化で黄色くなりやすいです。



型の材料

流し込むための型を作る材料です。

シリコン型

シリコン型を作るための材料です。シリコンゴムです。
硬化剤を混ぜて、撹拌することで硬化します。
主剤に対して硬化剤が少ないためか、しっかりと撹拌してしないと硬化不良を起こします。
容器の壁際や隅の方もムラ無くしっかりと混ぜます。
硬化には8時間程度かかります。数十分で固まるタイプも高いですがあるようです。
比重はリンク先のものは1.1程度なので、こちらも大きさに対しておおよその参考に。

シームレスシリコン型

シームレスシリコンという、小さな湯口(注ぎ込んだ穴)からゴポっと固まったレジンが取り出せるものもあります。
雄型・雌型が不要で、型の合わせ面のパーティングラインという継ぎ目が無くなるのがメリットです。
しかし高い。

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その他便利な材料

その他、注型を行うにあたって、あると便利なものです。

離型剤

シリコン型からレジンを取り出しやすくするのが離型剤です。
型の寿命も2倍程度に伸びます。
ちなみに、シリコン同士がくっついてしまうのを防止するのは離型剤ではなく剥離剤です。
剥離剤は油性のラッカーを塗ることで代用することができます。

信越シリコーン シリコーン離型剤 420ml KF96SP

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洗浄剤

撹拌不足などで、固まりきらなかった場合には、シリコン型に不完全な液が残ったりします。
次にまた同じ型を使うと、また硬化不良になったりするので、そういうときには一度洗浄します。
アセトンを使って拭き取ると、綺麗に落ちます。
多分にもれず、身体には良くないものなので、漢気の良いところや外で作業します。

紙コップ

注型に使う材料は、2液性という2種類の液体を混ぜて使うものがほとんどです。
そのままドボドボとシリコン型に流し込むのではなく、いったん2液を混ぜ合わせます。
食器を使うのはおすすめしないので、エコではありませんが使い捨てができる紙コップが便利です。
なんだかんだと、わりと数を消費することになるので、安い100均のもので充分です。

エコノウェア ペーパーカップ205ml 50P

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デジタルはかり

2液性の樹脂材料は、2種類の液体の重さを測って混ぜあわせます。
ウレタン系樹脂は、少しの誤差なら硬化してくれるようですが、それでも測定は必須です。
デジタルはかりが、ゼロ設定などできるので便利です。
使用するときはポリ袋に入れて使用することで、樹脂が垂れたりしても汚れずに使えます。

タニタ デジタルクッキングスケール 3kg(0.1g単位/300gまで) ホワイト KD-320-WH

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スポイト

2液性の液体を測るために、最後にスポイトを使うと細かな調整が簡単にできます。
注型のレジンは、多くは比重が1.1〜1.5のようなので、10mlのスポイトだと10〜15gまで一度に注げます。
A液をつかった後にそのままB液を使うと、スポイトに付着した液が硬化してしまうので、2本は準備しておくとよいです。

AZ(エーゼット) ケミカルスポイト 10ml B351

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