要るもの作ろう イリモノづくり

デザインの話を中心に書いています。デザインは身近に。

図面と楽譜

仕事としてのものづくりにおいては、ものを作るために図面を描いたりするわけですが、

自分ひとりで何かものを作る、なんて時には、図面は要らないわけです。

メモ書きで充分。

図面は人と共有したり、再現したりするためにある、と。

ものを考えた人とは別の人が、図面さえキッチリあれば作ることができるし、

忘れても再現することが出来る、と。

別に調べたわけでも無いので、本来の理由は知らないんですが。

同じように、

音楽に関しても、楽譜はなんの為にあるかというと、

人との共有と、再現、って思ったわけです。

ということは、逆に考えると、

完全な状態での共有化と、再現がmustじゃなければ、

別に楽譜は無くても良いのかな、と。

まぁ、楽譜があって、読めて、描けるに越したことはないんですけどね。

ほとんど知識無いのでアレなんですけど、

楽譜と図面が違うと思うところは、相対的な要素が残っていること。

音程でいうと振動数な話なんで、絶対的な意味を持っているし、

スピードは♪=60 みたいな表記で絶対的に決められるのに、

強弱でいうとff、とかp、とかは、強い、弱い。

何と比べてっていう基準が無くて相対的になってしまっているのは、

人間には強弱を絶対的に判断する能力が無いってことなんですかね。

音楽が、感性として扱われてる理由はそういった理由からか。

数値に置き換えれなかったり、置き換えたところで人間が判断できない。

みたいな?

ということは、

そこまで完全に再現する必要はそもそもあるのか?

なんて思ったりもするわけです。

やっぱり、メモ書きでいいじゃないか、なんて。

フォーマットを統一した結果が今の楽譜、ってことですかね。

公差や、注記うんぬんがあったりするので、3D CADの時代に、

ものづくりの図面もまだ残っているように、

楽譜も、これだけ色んな形式でデータが簡単に扱える時代に残っているのは、

なにかしらのメリットであったり、必要性があったりするからなんでしょうか。

そうこう言って、楽譜リテラシーを身につけるのを避けているだけですが、

その知識がなくても、ITなりなんなり、他の知識を使って

うまくやっていける術を身につけようと目論んでいる次第です。