イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

ド・観光地「産寧坂」のためにできること

毎週火曜日の5,6限目は、大学デー。

プロジェクトの授業の日です。
16:30〜19:30ぐらいで約3時間の授業というものです。


7月9日(火)

この日は前期(4〜7月)のひと区切りの日でした。

京都の産寧坂のある「清水三丁目」町内会のみなさんに向けて、芸大生からの提案発表の日です。
いわゆるプレゼンをしてきたわけです。

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「まちのためにできること」

これをテーマに、前期は活動をしました。

前期の活動は、企画をたてること。
足を運んでリサーチして、インタビューして、アンケート取って、アイデアを発表して。

そうして立案した企画を企画書にまとめました。




産寧坂は、常に人がいっぱいの観光地です。

去年から関わらせてもらっているけど、これまで知らなかった問題がありました。
それらを掘り下げて、3つのチームでそれぞれの企画案を持っていきました。



・まちの歴史が楽しく伝わるようにする企画

・まちの特徴をアピールする企画

・仕事に来ているお店の人たちにも歴史を伝える企画



学生のみんなが、授業の時間以外にもかなりがんばってくれた練習の甲斐あって、企画資料もしっかりしたし、発表もとても上手くいったように感じます。

すんなりと案は採択されなかったけど、道筋は見えて、おおよそ決まったかたちとなりましたバンザイ。





企画の立案作業はなかなかに大変でしたが、こうして前期の活動をしていく中で、嬉しい変化がありました。



その変化というのは、これまで町内会に参加したことの無い人が、数人ではあるけど参加してくれたことでした。
今回の、学生の提案発表を聞きに来ていただけたのです。


アンケートを配って、一軒一軒まわって回収していたのが良かったのかもしれません。
大学生が活動しているというリアルな顔が見えたから。


まちの外の人間が関わった影響があらわれたということだと思っています。
たった数人のことではあるけど、とても大きな一歩です。
参加してくださった人たちの目的はわからないけど、人を動かすことができました。



後期からは実制作/実行のターンになります。

学生のみんなのためにも、まちの人たちのためにも、いいものにしたいなと思っています。










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