みにくいあひるのジュエリー「DuckRe:ng」というものをつくっています。
かなりゆったりした動きですが、少しづつ進んでいます。
満月マルシェに出品します
このたび3/20(水)に、びわ湖の湖岸で行われる「満月マルシェ」に出品させていただけることになりました。これまでにも大学内で行われるマルシェに出品したことがあります。その学内マルシェがジュエリーの生まれた経緯ですが、学内という枠ではなく公に対面して販売させていただくのは、3/20の満月マルシェが初めてです。
ジュエリーは、いつも数個づつしかつくっていませんでした。
さすがにマルシェに数個しか持っていかない、というわけにもいかないので、まとまった量をつくる必要が出てきました。
ひとつひとつ手作りでつくるしかない現状なので、大変そうです。
何がって、ガラスを熱するのが。
そのうちまた、作り方を考えないと。
あひるプロジェクト
少し話が逸れますが、みにくいあひるのジュエリーは、僕がデザインして生まれてきたものですが、並行してというのか、かたちを変えてというのか、今はプロジェクト的な活動もしています。
共感してくれる知り合いの人たちが集まって、あーだこーだ言いながら、みにくいあひるブランドがより良いものになるように、育っていくように協力をしてくれています。
小さいながらも「あひるプロジェクト」です。
共感してもらえるだけで嬉しいのに、関わってくれるというのはほんと感謝です。
あひるメンバーはせっかく自発的に関わってくれているので、言い出しっぺの人間としては、それぞれメンバー自身にもなにか得られるものが大きいと良いな、なんて思いながら活動を考えたり進めたりしています。
と、大それたことを言いつつ、びわ湖の湖岸でガラス拾いをメンバーに無理強いしています。
あひるプロジェクトのコンセプト
あひるプロジェクトでは「ジュエリーを売りたい!」っていうよりも、「コンセプトを広く知ってもらって、共感してもらって、何かに繋がってほしい」という想いで動いています(もちろん買っていただきたいですけど)。
捨てられていたガラスのカケラをすくい上げてアクセサリーにするということは、僕の中では「普段見過ごされているものに目を向けて、実は見えてなかった魅力があるよ」ということを伝えるためのものです。
それが「みにくいあひるのジュエリー」というコンセプト。
これからのものづくりに、そして、これからの暮らしには必要な価値観だと信じて活動しています。
マルシェに向けて
話の寄り道から戻りますが、マルシェに向けての準備は、いろんなものが間に合っていません。
ジュエリーの数も、商品の什器のことも、当日の流れも。
マルシェの勝手もそれほどわかっていなかったので、いい機会かなと、合宿をしようという話になりました。
合宿というのは単純に面白そうだと、トントンと話が進んで、3/1-2に、あひるの制作合宿をしてきました。
マルシェの目的と裏目的
ジュエリー制作や什器制作、ユニフォーム準備など、合宿は「マルシェ準備にいろんなものを一気に制作する」というのが目的です。
一方で、裏目的もありました。
だいたい僕はそういう裏目的をもっているので、よくあざといとか腹黒いと言われるのだと思うんですけど、しゃーない。考えてしまうんだもの。
さておいて、裏目的というのは、メンバーに制作の最初から最後までを全部関わってもらうことで、ジュエリーに愛着を感じてもらったりしてほしいし、何より「実は見えていなかった魅力を感じてもらう」というコンセプトを実際に体感してほしいというものです。
びわ湖に出向いて、ガラス拾いに始まり、熱して、きれいなアクセサリーにする。そして、箱も準備して、商品になるまでの一連の流れを全部体験する。
そういうワークショップ的な合宿でした。
合宿の内容については、また書きます。記録も兼ねて。
見過しがちな、みにくいあひるが、きれいな白鳥になるかはその人次第。
でもそういう目を持ったほうが、きっと楽しい生き方になるはず。
果てしなく遠い理想ではありますが、せっかく取り組み始めたので、いい活動にしていきたいと思います。