ゴールデンウィークは毎年恒例となってきましたが、京都の久美浜に行ってきました。
空デ研究室による「遊学旅行」というイベントです。
今年はガラス遊び
捨てられていたガラスを拾い、その破片を溶かして遊んでいました。
久美浜は海に面していて砂浜もあり、そこには色んな漂流物が流れてきます。
そして久美浜には海だけではなく山もあります。
ガラス収集
山で最初に拾ったのが、このコカ・コーラの瓶。
割れているさまが、逆にかっこよく見えてきます。ただのゴミ、されどキレイなガラス。横に置きながら、植物を中に活けたり育てたりしてもカッコ良さそう。
インスタ映え、しますね。
山に探索に行くと、ほんの小一時間で、ガラスだけでもいろんなものが拾えました。
アサヒビールのコップ
オロナミンC(だと思う)の瓶
カメラのレンズ
ジンジャーエールの瓶らしい色をした破片。
もはや、もともと何だったのか全くわからないけど、キレイな色をしたガラスの破片。
バーナー作業
バーナーで、ガラスを熱しました。
ガラスの融点は約1200℃~1400℃だとどこかで見たので、熱してみましたが、ちゃんと溶けました。外気にさらさえれた状態なので、完全に溶けるというよりも、角が丸くなっていくようなイメージで。
大きいカケラのままに熱していると、急激な温度差ができるからか、ガラスが割れました。顔に飛んでくる程度に。ビビりっぷりをさらけ出してみなさまに笑われていました。
…負けません。
ガラスのしずく
さて、さらに割れて小さくなったカケラを熱すると、だんだん丸くなって、しずくの様になりました。ガラスのしずく。
コカ・コーラ
キレイなものができました。
オロナミンC
アサヒビールのコップ
キレイな色をしたガラスは、熱すると黒くなって、玉虫色とでもいうのか、見る角度で色が変わるものになりました。
海で拾ったシーグラスも熱してみると、すりガラスのような表面の細かな傷が無くなって、透き通った色に戻りました。
オロナミンCと、すりガラスの融合。タイトルは「ハグ」。
温度が上がりきらないようで、融合まではいかなかったですが、くっつきました。この後衝撃でまた剥がれてしまいましたが。
カメラのレンズは分厚すぎて温度が上がりにくいからか、変化は見られずでした。
今後も続けたいなと思っています。それぐらいにキレイにできました。
これでジュエリーをつくったり、なにかモノを作れるといいなと思っています。