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レーザーカッターのおすすめ品:個人用に家庭で使える機種

メイカーがブームとなったことで、3Dプリンターの敷居もずいぶん下がりました。
値段も下がっているし、数年前で数十〜数百万円の価格のクオリティのものが、数万円で購入できるようになっています。



そして、3Dプリンターだけではなく、レーザーカッターの敷居も下がってきました。
僕もレーザーカッターを買って使っていますが、ハンコ制作やデザインの試作などに、とても便利だし使いやすいです。


ここでは、個人で買える程度の値段のレーザーカッターで、購入ハードルの低いものを選んで集めました。
それぞれに参考になるサイトがあればリンクを貼っています。合わせて購入の参考にしていただければ幸いです。

レーザーカッター4選


1.簡単で安い | NEJE レーザー彫刻機 1500mW

NEJE レーザー彫刻機 1500mW 卓上 DIY道具 加工機

メーカー NEJE(ウンカン) 商品名 dk-bl
加工範囲 42*42(高さ78mm) 本体サイズ 160*145*200
重量 970g 解像度 550*550px
出力 1.5W 対応ファイル JPEG,BMP,TIFF,PNG,PCX,PCD
その他 バッテリー駆動,Bluetooth操作可,PCソフト(win xp,7,8,10)


特徴

NEJE(ウンカン)は、安い3Dプリンタも取り扱っていた会社のようです。
僕もウンカン社の3Dプリンタを数年前に購入したのですが、今でも問題なく使えています(部品不良があったり、組み立てに苦労したりはありましたが)。
中国系メーカーですが、日本語メールもいけたとのレビューも見られますね。

- 小さいサイズ

このレーザーカッターはとても小さく、家庭の卓上で問題なくPCと並べて使えるサイズです(160×145×200)。加工範囲も42×42と小さいのですが、ロゴマークなどの彫刻やハンコづくりなどには問題無さそうなサイズですね。

特にハンコづくりには注意しておきたいのが、対象物をおける高さですが、高さ78mmということで問題無さそうです。

バッテリーを内蔵しているので、普段は片付けておいて、必要なときに持ち出してサッと気軽に使いやすいのも個人のものづくりには助かるポイントですね。

- ラスターデータでの刻印に

550×550 pixelの画像ファイルを読み込んでレーザーを照射できるのですが、ベクターデータは現状では対応していないようです。なので、「カット」ではなく「刻印」に向いていそうですね。

1.5Wの出力なので、紙などはカットも充分に可能なパワーですので、ソフトウェアの改良に期待したいところです。

- Bluetoothで操作

iOSやAndroidのスマホやタブレットでも、Bluetoothで操作ができるようです。とにかく気軽に使えるというのは大きいポイント。ただ、Androidの4.0インチサイズでは解像度が低く使用不可になるとのレビューもありますのでご注意ください。

参考になる動画

型番や出力数が違うものもありますが、このあたりの動画が参考になると思います。


こんな人におすすめ

  • ベクターデータじゃなくても問題ない。
  • 小さくてもOKで、組み立てとか自信がない。とにかく気軽に使いたいならこれ!






2.簡単で安い比較用 | Meterk レーザー彫刻機 1500mW

Meterk レーザー彫刻機 プリント彫刻機 1500mW DK-BL ワイヤレスブルートゥース ミニ DIY Android PCの高速接続用iOS / USB接続用Bluetooth 4.0

メーカー Meterk 商品名 dk-bl
加工範囲 42*42(高さ78mm) 本体サイズ 152*142*190
重量 1088g 解像度 550*550px
出力 1.5W 対応ファイル JPEG,BMP,TIFF,PNG,PCX,PCD
その他 バッテリー駆動,Bluetooth4.0,PCソフト(win xp,7,8,10)

特徴

このMeterk社のレーザーカッター、ひとつめに取り上げたNEJEのものと限りなく似ていますね。スペックもほぼ同じです。
OEM品かとも考えられますが、ほんの少し本体サイズが異なるので、模倣品でしょうか(どれがどれを模倣したのかはわかりませんが)。
レビューも良いものが多そうなので、値段とレビューの好みで決めるのが良いかもしれません。




参考になる動画


ここでも、スマホアプリで操作している画面には、「NEJE」のレーザーカッターにつながっているという表記が見られますね。

こんな人におすすめ

  • ベクターデータじゃなくても問題ない。
  • 小さくてもOKで、組み立てとか自信がない。とにかく気軽に使いたいならこれ!
  • 1番目のものと比較して検討するのが良さそうです。





3.高出力タイプ | DiY CNC AS-5

15W AS-5 USBパーソナルCNCレーザー彫刻DIY金属デスクトップスチールアイアンのためにマシンをマーキング - 15W AS5 USB Personal CNC Desktop Laser Engraver DIY Metal Marking Machine For Steel Iron

ブランド DiY CNC 商品名 AS-5
加工範囲 140*200 本体サイズ 280*320*230
重量 2.4kg 出力 15W
その他 win 7,8,10

特徴

- 15Wの高出力

家庭で使える安いタイプのレーザーカッターは、数W以下のものがほとんどなのですが、このAS-5はなんと15Wという高出力です。
1.5Wでも厚紙などはカットできますが、さすがの15W、数mmの木材カットはもちろん、アルミやステンレス鋼材等の金属にまで彫刻ができるパワーです。


対応ファイルは載っていませんが、Gコードが読めるようなので、ベクターデータもGコードに変換すればカットも可能ですね。
レーザーの出力が255段階に調整できるようですが、ただでさえ危険なレーザーの高出力タイプですので、充分に注意して使う必要があります。

- シンプルな構造

箱モノではないので、レーザーカッターの脚の下にモノを置いて高さを調整すれば、高さのある対象物でも加工ができますね。
シンプルな構造は融通が効くのが良いポイントです。


参考になる動画

こんな人におすすめ

  • 高出力のものを安く買って使いたい方にはこれですね。




4.安心の国産 | FABOOL Laser Mini

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FABOOL Laser Mini

ブランド SMART DIYs 商品名 FABOOL Laser Mini
加工範囲 300*230 本体サイズ 540*485*140
重量 3kg
出力 1.6W 対応ファイル png,jpg,bmp,gif,tiff,svg,dxf
その他 win:7以上、mac:10.11.6以上

特徴

- 拡張が可能

もともと300*230mmと加工範囲は広いですが、オプションで1m*1mの加工エリアにも拡張可能ですので、大きなものにも対応が可能です。
また、基本は1.6Wの出力ですが、こちらもオプションで3.5Wの出力のものに変更することも可能です。


ある程度加工する内容が決まっている方には嬉しい対応ですね。

- 安心の国産

組み立てが必要なのですが、プラモデルなどをしてきた経験がある方であれば問題なく進めることが可能なレベルです。
何かトラブルが生じても国産であると、やっぱり安心感がありますね。


Amazonでは扱っていないので、Amazonユーザーがいつものようにポチッと、というようにはいきませんが、Webで簡単に購入することが可能です。
今回紹介した他の機種よりも少し割高ですが、安心を求める方はこれですね。
ちなみに僕が使っているレーザーカッターもこれです。1.6Wタイプ。

FABOOL Laser Mini


こんな人におすすめ

  • やっぱり安心が一番な方にはこれでしょう。
  • 加工範囲が大きいものが必要な方に。

3Dプリンターのオススメ品も別記事にあります

以前には、3Dプリンターのオススメ品も載せています。ぜひこちらも合わせてご覧ください。
blog.irimono.com




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