イリモノづくり

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アイデア大全 - 「裏紙ノート」に相性の良い本の紹介



A4サイズの裏紙を、折ってはさむだけでノートにできる裏紙ノート
Webサイトでも使い方や特徴を載せているのですが、このブログでは、その他の使い方特徴相性の良いものなどを紹介していければなぁと思います。




uragami-note.com





ということで、今回は裏紙ノートの使い方に相性の良い、本の紹介を。



アイデア出しに最適な裏紙ノートに、相性の良い「アイデア大全」

裏紙ノートは、アイデアのメモやスケッチにぴったりです。
それは、キレイなノートで描くことをためらうということもなく、どんどんと描いていけるから。


せっかくアイデアを出すために使うのであれば、良いアイデアを出していきたいものですね。
歴史的に使われてきたアイデア発想法を網羅し、整理した「アイデア大全」(フォレスト出版)という本があります。






アイデアを捕まえる

アイデアというものは繊細で捕まえにくいものです。いいアイデアを出そうと思っても、そう簡単にはいきません。
ただそれは、水が欲しい時に、井戸の掘り方を知っているかどうか、というものに似ている気がします。
思ってるだけでは水は得られないし、地表を探してもなかなか見つからない。
地下に水脈があると知っていて、それはどのあたりに見つかりやすいというものを知っていると、遥かに水を得られる可能性は高くなります。


発想法といわれるフレームワークによって、良いアイデアは生まれやすくなります。
そしてその発想法は歴史的に使われ、研ぎ澄まされてきたものなら尚更ですね。
先人の知恵を借りて、今に活かす
アイデアは結果がすべてですが、その結果を出すために良いプロセスを経ようというイメージでしょうか。


アイデア大全の良いところ

アイデア大全」には、0から1を考えるための方法や、1から複数にするための方法が、分けて紹介されています。
巷に溢れるアイデア本で困るのは、この0から1と、1から複数を混同して記載されていて、結局適した使い方が出来ずに終わる、というものがあります。
確かに、何もない状態からアイデアを生み出したいのに、1から複数にする発想法を使っても効果は期待できませんね。


他にも良いなと思うところは、発想法を実際の場面で使いやすいようにできている、ということがあります。
それぞれの発想法に対して、そのルーツ(誰が使っていただとか、どういうことにつかわれていただとか)が書かれているので、それぞれの発想法自体が記憶に残りやすくて、いざというときに頭の引き出しから発想法が出てきやすいです。
発想法が羅列されているだけの本では、読んで終わり、になりやすいですしね。



この本を一読すればアイデアが出るようになるか、といわれると、そんなことは無いのですが(それがアイデアの特徴でもありますね)、
アイデアの歴史とツールが凝縮されて詰まっているので、実用書でもあり、読み物としても面白い。アイデア発想の決定版じゃないかなと思ったりしています。
(ものすごい評判良いし、実際面白い)







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