イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

推すデザインと、引くデザインと、その人らしいデザインと。

某専門学校の講師の方から、デザイン関係でコラボレーションのお話があり、参加しています。
今のところ詳しくは書けませんが、学生が考えたイメージを具現化するというもの。




いつものデザイン作業とは違って、学生のイメージを最優先するということなので、
自分のテイストとは違ったデザインをする機会でもあるので、
大変でもありつつ、いい経験になっています。

カートゥーン的なかき氷なんて描いてみたりしました。

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我ながら、自分らしくないテイストを感じます。
いい意味でも、ダメな意味というわけでもなく。
見た目的には前に出るデザインだけど、自分としては後ろに引いている感じがします。



自分を推すデザインと、
自分が引くデザイン。



どちらも世の中にはあるんですね。
自分の特徴を知ってそれを提案していくデザイン事務所と、自分を消してクライアントの意図を最大限に尊重するデザイン事務所があるように。

僕のデザインは、自分では個性が少ないと思っているけど、
周りの人からは、僕のデザインというのがわかるという声も多いです。



ひとつひとつは尖っているデザインでも、カメレオン的に、柔軟に環境や条件に合わせるテイストをする人と、
総じて目立たないシンプルなデザインでも、環境や状況に関係なく、同じ軸を持ったテイストっていう人がいるんでしょうね。
どうやら僕は後者のよう。


いろんなモノゴトを見て、それを吸収して、デザインの都度、適した引出しから選んで出しているつもりです。
でも、自分にとって、大きく影響を受けたモノゴトっていうのがあって、どの引出しを選ぼうが、実はその色が濃く出ているんでしょうか。
日々の暮らしの中で、いろんなモノゴトを見れば見るほどに、自分の引出しに、選んだモノゴトが積み重なって整理される。
意識的にせよ無意識にせよ、影響を色濃く受けるモノゴトもある。
そうして整理されて、結果的に今残っているものが、今のその人の個性ということになるのかも。


これって、デザインに限らずいろんなことに当てはまるんでしょうね。





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