前回書きましたが、「和泉そのまま」という新しい特産品ブランドのデザインを担当させていただいたわけです。
デザインの過程や説明などを載せておこうと思うのですが、その前置きとして、今回は「和泉そのまま」について説明をしておくことにしようと思います。
自分が「和泉そのまま」ブランドの発足に関わったわけでもないんですけどね。せっかくデザインに関われたので。
(正しい情報として書くつもりですが、あくまで担当した外部デザイナーとしての知識であり、内部の人間ではないので充分な知識が足りずに違っているところがあるのかもしれません。あしからずご了承ください。)
和泉そのままとは
和泉の大地で育った野菜を、和泉のフリーズドライ技術で閉じ込めた商品ブランドが、「和泉そのまま」です。
今回「和泉そのまま」ブランドが生まれ、まずは商談会での発表に至りました。
フリーズドライ製法について
フリーズドライは、凍結させてから、真空で乾燥させる製法です。
なんとまぁ、医薬品や宇宙食にも使われる乾燥技術とのことです。
熱を加えないからこそ、栄養も、風味や食感もほとんど失われずに、「そのまま」残すことができます。
そうそう、だから「和泉そのまま」というネーミングになったようです。
和泉そのままの商品
「和泉そのまま」は今後、フリーズドライ技術を活かした幅広い商品開発が行われていくのだと思います。
それに先立って、今回、2つの商品が生まれました。
(まだ市販されているわけでは無いようなので、変更や改良の可能性もあるのかもしれません。)
和泉そのまま野菜パウダー
野菜をフリーズドライした後に、粉々に粉砕してパウダー状にしたものです。
離乳食用で、料理に加えるだけで、手軽に野菜の風味と栄養が加わります。
野菜は4種類あって、小松菜・菊菜・玉ねぎ・にんじん、です。
デザインをするにあたって、サンプルをいただきましたが、野菜の味がそのまま味わえました。役得バンザイ。
玉ねぎに関しては、辛味も抑えられて、甘みが際立って美味かったです。離乳食段階からの食育ですね。
和泉そのまま野菜ソルト
フリーズドライ野菜をカットしたものと岩塩とを、ミルに充填したものです。
味付けに使うだけで、野菜の鮮やかな彩りが得られ、野菜の風味も楽しめます。
ピンク色の岩塩が使われていますが、マイルドな塩味で美味しいです。
こちらは5種類で、小松菜・菊菜・玉ねぎ・にんじん・スイスチャードです。
次回はデザインの説明へ
ということで、和泉そのままブランドの説明でした。
デザインの過程でサンプルを食したり、リーフレットやパンフレットで伝える言葉を考えるうちに、少し詳しくなりました。
ようやく次回、デザインについてのプロセスや説明でございます。
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