「有馬富士公園の付近の人たちとともに、地元の資源(土や木)を使ってタイルを作ろう!
そしてそのタイルを使って、有馬富士公園内のサツキ園の修景整備も行っちゃおう!」
という“有馬富士セラミックガーデンプロジェクト”、通称“ACG Project”。
これまでは土掘りやら、デザインやら、薪運びといった準備期間が続いておりましたが、ついにメインとなるタイルづくりの工程が始まりました。
このプロジェクトの顔ともなる綺麗な型のタイルはまた1ヶ月ほど後の、ワークショップで地元の人たちに作っていただくわけですが、昨日、一昨日は、プロジェクトメンバーが参加して、型から作るタイルではない、正方形のタイルを作りました。
市場に出回っている、工場で作られているタイルはどうやって作られているのかわかりませんが、ACG Projectのタイルはひとつひとつ手づくりです。
土で形作っていると、タイルって作れるんだなーという、これまでになかった実感が湧いたりしてきて、すでに愛着が湧いちゃうわけです。
手づくりタイルのつくり方
「土を掘る」→「土を調整する」→「形作る」→「焼く」という工程でタイルは作られています。
陶器なんかの、焼き物と同じですね。っていうか焼き物ですね。
今回のタイル作りは、この工程の中の「形作る」という部分。
正方形のタイルは、以下のように手づくりで作っていきます。
土をこねる
土が均質になるように、こねていきます。わりと重労働みたいです。僕は逃げていたのでこの作業はしてませんが。
土を平らに延ばす
セルローラ(だったかな)という機械を使って、土を欲しい厚みになるように、平らに延ばしていきます。
今回の正方形タイルの厚みは25mmにしています。
カットする
100mm角のタイルにしようとしているので、窯焼きの際に収縮することを考慮して110mm角の型紙を作ります。
そしてその型紙に合わせてカットしていく作業。
25mmの厚さは、タイルと考えるとかなり厚め。美味しそう。
そうそう、いかに美味しそうに見えるかというのが、今回のACG Projectで学んだ焼き物のキモです。
形作り完成
同じように見えて、手づくりなのでひとつひとつ表情が違うのも良い味。
手先が器用そうとか勝手に思われていた僕の作ったタイルは、出来が悪すぎて非難ゴーゴーでしたが、コツを掴んで最後にはかなり綺麗に作れるようになりました。
出来の悪い方が美味しそうに見えるのに。
正方形のタイルの他に、ワークショップで作る予定の型のタイルも一部作りましたが、またそれは後にでも。
一覧ページ、あります。
そんなこんなな、このプロジェクト。年もまたいじゃう、わりとスパンの長いプロジェクトです。
だもんで、一気にブログに書くこともできないので、ちょくちょく書いております。
ACG Project、よろしくどーぞお願いします。
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