先日、写真家の勝又公仁彦先生に講師として参加いただいた写真勉強会。
ノート開けたら、ちょこちょことその場でメモをとっていたのようなので、内容を思い出しがてらブログに再メモ。
こういうメモってきっと、記録しておいて、後で必要なときに見返すのが本当の使い方なんでしょうけども、僕のようにあまりメモを見返すことのない人にとっては、何度か思い出しながらメモを取るその行為が大事なのかもしれんなと思ったわけです。
勝又先生が仰っていたコメントは、「こーしろ、あーしろ」というものではなく、ゆったりと時間をかけて作者の意図を聞き出し、それから先生が感じたことを仰るような感じでした。
なので、メモの量としてはそんなに多くないし、先生が直接仰った言葉ではなくて僕が解釈したり、単純に意識しようとメモった内容が多いわけですが。
メモ
- 写真の比率にはこだわるべし。
- トリミングは構わないし必要ならするべきだが、もともとの比率でも美しく見えるよう(黄金比など)にしているはず。
- 細部にまでこだわる。
- 印刷は、繰り返してイメージする色味に近づけていく努力をする。
- プロでも一度では成功しない。
- イメージするカラーサンプルなどを写真店などに持って行って色を近づけてもらう。
- 色数で情報はコントロールすることができる。
- 全体の色味を統一すると、空気が変わって見える。(個人的感想)
- 1シーン、意図を持った写真が撮れたのなら、設定やピントなどを変えて何度も撮る。
- 現実空間で見えるものと、写真(2次元空間)に投影されたものとは違う。
- 写真の展示の際は、並べる順番などにも気をつかう。
- 多くの人は、撮影対象が左下にあると安定して感じるらしい。
個人的な感想
他の人の写真作品を見て感じた、自分の写真の反省点として、
- 光を意識できていない。
- 良い構図で写真が撮れたら、設定を変えて何度も撮らない(撮って数枚)。
- 欲張ってしまって、伝えるべき意図を1つに絞りきれていない。
と感じたので、その辺がこれからの改良ポイントですねー。