8/25-26とスクーリングでした。
今回は、造形表現基礎。
昨日は疲れ果てて寝てしまったので、気を取り直してリフレクション。
どうやら卒業制作のときあたりに、
それまでに作った自分の作品のポートフォリオを作るとかいう話も聞いたので、
このブログが、その時にちょっとでも活かせたらなぁ、なんて思うわけで。
今回のスクーリングは2日間を、1日ずつに分けて計2つの内容。
前回と同じ感じで学籍番号でわけられた、僕の方のクラスは、
初日が照明作り、2日目がインスタレーションでした。
…(略)様々な空間に演出を試み、身近な素材からでも多様な表現方法の可能性を発見することを目的とする。
という、シラバス記載の目的。
最初の課題で提出した「わたしの目指す空間演出デザイン」っていうレポートでは、
造形力・発想・視点・表現力・自発性を身につけたい的な内容を書いたりしてたので、
個人的には、求めていた内容の授業。
一方で、苦手分野な授業。
空間演出デザインⅡ-2
造形表現基礎
■1日目
先生は、ドラフティングやモデルメイキングのスクーリングでもお世話になり、
その他、PC相談会やら、2Dドリルの添削もしていただいた、寺尾先生。
相変わらず、優しい中にちょっとしたトゲのあるユーモアが楽しい先生。
TA(?)は、これまたPC相談会やら、確かフィールドワークの授業でお世話になった、
キュートでクールな出口先生。
主に革細工をされているようで、最近は彫金なんかもされてるとの本格派。
さておき、この日は照明作り。
ファイバークラフトっていう紙で、ユニットを作り、
同じユニットを5個以上組み合わせて照明のシェードを作って合評する内容。
せっかく作るなら、
いつものように条件を満たすものを効率良く作ろうとしてしまうんじゃなくて、
アイデアを出して、納得のいくものを作りたいと思って、
ひとまず自分の中での"照明とは?"ってところを考えてみる。
で、浮かんだ一つの答え。
・照明は場を照らすもの。
・使う用途によって、必要な光は異なる。
・照明をデザインするからといって、視線を集めるスタイリングではなくても良い。
そんなこんなで、方向性を決める。
・人工的ではない形をとって、なるべく目立たない中で、魅力的な形。
・紙いう素材を活かす形。
・紙だけで、光に指向性を与えて、場に表情を持たせ、使う気分によって、その表情を変えることができる。
こんなことを考えているうちに昼になり、残り3時間ぐらいしか無くなったので、
いつも以上に焦って本番作業開始。
で、なんとか完成。
グラデーションの部分はもうちょっと工夫して、無段階にしたかったけど、
時間と技術不足により断念。
形状も、紙の特性を活かした、張りのある、気持ちイイ形を作りかけたけど、
時間が経つにつれ、みるみるとやせ細ってしまったこの形状。
なるべく目立たないってところは、点灯していない時にこそ更に重要だと思ったので、
点灯してない時は、グラデーションの構造なんかが見えないように内部に隠れてる感じはなんとか死守。
いつにも増して、
雑な感じが目に付く、粗い作品になってしまったけど、
個人的には、アイデア考えることを優先して、形に出来たので、かなり満足。
■2日目
先生は、オブジェやらモニュメントを作って、個展を開かれたりもしている田村教授。
優しくも厳しいとの風のウワサの先生。
TAは、フィールドワークやらでお世話になった、コウジマ先生。
漢字わからず。
通学部の空間演出デザインでも教えておられるという、優しい素敵なお兄さん的先生。
この日はインスタレーション。
コピー紙で、これまたユニット作って、
同じユニット数十個を空間に配置して、写真をとって作品にするという感じ。
インスタレーションっていう言葉すら、この授業まで聞いたことも無く、
抽象的、感覚的な感性に乏しい僕には、
試練でもあり、新たな世界でもある内容。
1日目とは対照的に、人工的で、洗練されたイメージの立体形状を作りたいと思ったこの形。
まずは面白そうな場所を見つけたので、そこに設置。
ガラスを境界として、飛び石と対照的な位置にユニットを配置し、
現実空間と概念空間のハザマ的な空間を作ろうと試みた作品。
ガラスにユニットが映り込んで、石と重なって見えるのは面白いけど、
個人的には映り込むことなく撮りたかった作品。
残念。
もう一枚は、ユニットの形を活かしたいと思って作った作品。
人工的な形を有効に活かすには、自然との対比かなと思って、
芝の上にランダムに点在。
晴天過ぎて、カメラの液晶が見えずだったので、もうちょっと曇ってる日に撮ったりして、
こだわりたかったけど、こっちは最初からイメージがあって、
それを実現できたので、まぁまぁ満足。
みんなの作品も合評時に見ながら、思ったのは、
具体的な作品づくりがうまい人もいれば、
抽象的な作品づくりの方が魅力的な人もいて、
効率よく作る人もいれば、
こだわりをみせる人もいて。
自分がどんな才能があるのか、まだわかってないけども、
みんなの良いところを見習いながら、
みんなにアドバイスもらいながら、
僕も何かを発信しつつ、イイ相乗効果を得られる繋がりであれたら良いなぁ、と。
と、言ってるうちに
次回のスクーリングで1年次スクーリングは終了。
僕は3年次編入なので、
スムーズにいけば、次で1年次の方々とは授業で会うのは最後。
仲良くしてもらえてる友達とは、
会う計画もたてたりできてるけど、
下手すると、って感じなので、何かきっかけ作ったりしたいところ。
寂し。