京都近代美術館に行ってきました。
KATAGAMI Style展を観に。
KATAGAMI Style 世界が恋した日本のデザイン もうひとつのジャポニズム
型といっても、
服の形や、物の形を量産するための型じゃなくて、
グラフィックといういうのか、服飾なんかで文様を染めるための型の展示。
副題にもあるように、日本の和柄のデザインを主とした展示で、
単純に模様として眺めてるだけでも興味ある人には楽しい感じ。
2012年7月7日(土)-8月19日(日)の期間でやってるみたいなので、
興味ある方はぜひぜひ。
学割やら、JAF割が使えました。
装飾があるのはNG、というわけでは全く無いけど、
装飾のもつ意味や必要性を、やっぱりまだまだわかっていないわけで。
個人的には、プロダクトにおける機能美という視点からは、
装飾は主機能をもっているとは思えていないので、
それは無くても問題ではないんじゃないか、と。
装飾による個性の表現であったり、
空間の演出であったり、
気分のコントロールであったりという、
ソフト的な面では機能しているっていう見方もわかるけども、
やっぱり消化しきれてないのが本音。
ただ、
生活空間を見てても、この展示会を見てても、
装飾が無くても、大きな問題にはならないけども、
人々に必要とされてきたのも事実であるし、
素敵な模様なんかをみると、見とれたり、欲しいっていう欲求が出るのも事実。
装飾が権威の象徴となってしまっていたという一面もあるように、
負の要素を持ち合わせていることも意識しつつ、
適切な部分に適切な演出として、必要なんでしょうね。
そんなことを思いながらブラブラ眺めていた展示会。
ちなみに個人的には、やっぱりシンプルな模様が好きでした。
市松模様とかの。