イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

はいる、まる、あつめる

視点ノート構想の第一部も、そろそろ終盤。

オトマノペの方も、ネタ集めをしていかないと。

というか、

いつまでもブログに書いてても仕方ないし、

ノートに書いていかないと。

はいる

外と内の間にある、境界を内側に向けて越えて移動する。

京都に見られるような、

碁盤の目の通りから、奥にのぞく場所には、

左右に塀を持つ小路を入っていく。

扉一枚隔てて入るのとは異なった、

徐々に入っていくという感覚が存在する。

空間は続いているにも関わらず、世界が変わっていく。

まる

静止している状態での形状に関わらず、

回転するものの、任意の点が描く軌道は、円となる。

常に回転している、この地球上において、

今、存在しているこの場所も円を描いている一つの点である。

暦や、季節など、幾度と無く訪れるものもまた、

円を描いているのだろうか。

あつめる

建築物の中に飾られた花は、

自然の中にある花以上に、華やかさを増す。

そのような一面をもつ。

人工的な素材や質感、形状による直線的な周囲環境に対して、

有機的な形態、質感、色、香りなどが強調され、

視線が集まり、五感の意識が集中する。

理性では判断されない、感性的な刺激を含んだ空間を演出する。