買うつもりは無かったけど、
古本屋をぶらついていたなんとなくその時の考えやら気分やらで買った本の一冊。
理容師やタクシー運転手やキャディーさん等、様々な職業の中で、
サービスに優れている7人にスポットを当てた内容。
取り上げられた方たちのサービスにおいて、
一貫してることっていうのは、自分が(自分の仕事が)どうあるべきか、どうなりたいのか、
っていうビジョンなり哲学を持っていて、それに基づいて行動しているだけじゃないのかと思う。
簡単に書いてしまったけど、その"だけ"というのが、
思考と行動を伴わなければならない難しいところか。
サービスって、形のあるなしに関わらずな、商品の一部だと思ってるので、
いわゆるサービス業の人間だけがサービスをする必要があるわけではなく、
一次産業、二次産業の人間も考えるべき内容であると思う。
ハードじゃなくて、ソフトな内容として捉えるなら、
サービスというのは、商品と人間を繋ぐUI的なものだったりするのかもなぁ。
使うことの喜びと効用を決める内省的デザインな分野。