イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

カーテンの話

ふと部屋の掃除をしていたら、うちのカーテンはダサいと思ったので、

カーテンについて、思いついたままに。

完全な思いつきなんで、思い違いも多々あると思います。

たぶんとりとめもなく、

そして長文、と。

なぜにカッコ悪いのか。

この、カーテン特有のシワのせいか?

布団とかカーテンとか、シワがあると途端に部屋に生活感が出てくるね。

シワの無い部屋、仮に布団がホテルばりにパリっと張っていて、

ロールスクリーンなんかに変えたりすると、生活感が無くなる気がする。

視覚的に無機的な形状で埋め尽くされると、生活感が無くなるのかもしれんね。

僕は生活感の無い部屋に憧れているのか?

生活感の有り無しはさておき、

じゃあロールスクリーンに変えればいいじゃないかという話ではあるけど、

そうすると、お金の問題が出てくるわけですね。

ロールスクリーンの方が高い。

カーテンを閉めた状態では、たるみの無い分だけロールスクリーンの方が

布地の材料費は安いはずなのに。

まぁ、機構の費用なんかな、高い理由は。

ロールスクリーンは鉛直方向の運動/静止なんで、

途中で止めるときには重力がかかるから、それを固定する機構が必要なんだろう。たぶん。

普通のカーテンはそんなことを気にすることもなく、途中で手を離せばそれで静止するし。

そもそもカーテンは何のために必要なのかって考えると、

調光(遮光)とか間仕切りのために作られたんだと思うので、

その機能を満たすことだけを考えると、板を立てかけるだけとか

何でもイイんですけどね。

デザインとは、機能・感性・制約・使いやすさ(わかりやすさ)、のバランスである、

っていうのが今のところの僕の持論なわけですが、

みんな、自分の部屋を良くしようとデザインする時には、

これらの要素を独自の重み付けで捉えて、部屋づくりしていくんでしょうね〜。

って、これまで考えたことも無かったカーテンについて考えてみたわけですが、

電子ペーパーまで現れている時代。

ゆくゆくは、カーテン自体が無くなって、窓にその機能がつくかもですね。

窓の前で上から下に手を振り下げるジェスチャーをすれば、

窓の色が変わって遮光される、的な。

シンプルでいいね。