イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

デザインとはインターフェイス創造

デザインとは何なんだろうか。

デザイン畑ではない人からすると、デザインとは見た目の美しさ・意匠になるんだろうと思う。僕も数年前まで、完全にそういう考えだったし。しかし、webやらデザイン関連の本なんかを見ていると、デザインとは見た目だけのことでは無いってことを知る。ものの形には意味があり、不要な装飾は悪であるなんてことも目にしたり。

意匠だけではなく、安全性、感性、使いやすさ、わかりやすさ、などなど、トータルで考えることがデザインであると。ユーザーエクスペリエンスを提案することがデザインであると。おそらく現代のデザインの広義の定義っていうのは、こういうことなんだろう。

たしかにそうだとも思う。一つの側面から見ただけでは、良いモノ・サービスは提供できないと思うし、あらゆる視点から、ユーザーのことを考えていくべきなんだろう。

ただ、これって、企画と何がちがうのか?コンセプター、というかコーディネーターというか。

おそらく分業だけではトータルでものごとが考えられなくなってきているために、こういう視点が必要であり、結果として、デザインすることと、企画を作ること、差異がよくわからなくなってきてるんだろう。

視点は同じであれども、主軸が違うんじゃないんだろうか。トータルで考えるのは同じであっても、アウトプットとして何を生み出すのか、ということ。

デザインとは何なのか?

デザインとは、ユーザーへの体験を提供するためにインターフェイス(形状)を創り上げること。

これが今の自分の答え。デザインは形と中身の関係。結局はモノ・サービスを提供する上で、インターフェイスを創り上げることなんだと思う。