イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

フィールドワークで学ぶデザイン

昨日6/13は、
空デのスクーリング「フィールドワーク」に行ってきました。
最近新しく始まったらしい学習のしおりや、サポートなどのため。


問題なければ、このフィールドワークは最初に受けることになるもので、僕が学生のときに受講したのは2012年なので、もう4年も前になったりします。そういやまだ20代だったのでした。
そうか、20代/会社員/独身だったのか。
移ろっていくもんですね。
こうやって自分が以前に受講したスクーリングにまた顔を出せるのは、何年か越しの復習やリフレーミングにもなってありがたいことです。


まだスクーリングというシステムに慣れないながらに始まるこのスクーリングは、壁新聞づくり。
まち歩きをして取材した内容をグループワークで編集し、紙面にまとめます。

2日目のみ参加したので、プロセスはわかりませんが、仕上がりはどのグループも個性があって面白かったです。
あんなに時間に追われていたのか、と、違う立場で見れたりするのも。


そんな感想で終わるのもアレなので、学生の方々のためにも自分のためにも、活かせるように気づいたことを言語化しておくことにします。

テーマは決めておいたほうがわかりやすい

時間に追われている姿はわかっているのに、各グループの人たちに声をかけてまわってみました。
テーマを明確に共有しているグループと、そうでないグループがはっきりしてたように思えました。
テーマを統一しなければならない、という絶対的ルールは無いので、一概にはいえませんが、共有しているグループは、各自のテイストも揃えやすそうだし、なにより見る側が、文章を見なくてもテーマが自然と伝わるようになっていたと感じました。
そうなると伝えるための文章量も減らせるし、見る側としてはメリットが大きい気がします。

詳細まで決めずに偶然性を拾う方がおもしろい

「まちを歩いていると〇〇があったから…」ということで、偶然に発見したものを書かれている人の記事は、面白く感じました。目を惹くというのか。
その偶然性は、予定調和的になるのを防いでくれて、大きなテーマの中での寄り道を作ってくれているのかもしれません。
安定なところに不安定なものを置くと、全体が動き出すような。そんな感じ。

対象は何で、どういう視点なのか?

これが個人的には今回の一番のポイントになりました。
ついついグラフィックをするときには、何を書くかに意識が持って行かれがちです。僕は特に。誰に対してどういう視点を提供するかということが、興味を惹いたり、見やすくしたり、理解を助けるものになるもんですね。
それはフィールドワークでの取材内容やまとめかただけではなく、グラフィックの表現でも視点を伝えることができそうです。
 ・レイアウト
 ・テイスト
 ・言葉づかい
などなど。読み手と、対象の関係を考えて、より良い視点を持ち込めるようにしたいと思いました。


その他

そういえば、合評時に先生が仰ってたこともメモったりしておけばよかったのかもしれません。
が、そんな気はもちろん回りませんでした。
それでも思い出せたこと書いておきます。

 ・行間/字間に気を配ろう
 ・文字の大小
 ・テイストの統一
 ・目線の自然流れと、新聞的流れ
 ・視点の設定
 ・余白の使い方

などでしょうか。今回の受講生の方で、もしこのブログにたどり着いた方がおられたら思い出してみてくださいませ。





そういう、お前もがんばれと。
そうですよね。精進します。
お粗末さまでした。


過去の空デ関係はこちらに。
maili.hatenablog.com

これまでは、自分の作品を作ってたから載せれたけど、もうスクーリングでは自分の作品は作らないので、載せれず寂しいもんですね。

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