イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

タイルに釉薬を塗ってきました。

最近は雨も少なくて、良い天気が続いています。昨日も、雨が降る予報が一転しての、良い日差し。
そんな昨日は、タイルに釉薬(ゆうやく)をつける作業をしてきました。


釉薬っていうのは、陶器に色や艶をつける、あれです。

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これが、あれ。

写真は、青色の釉薬です。この日は、それ以外に、透明、白、赤の釉薬をつけてきました。





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タイルを一つずつ手にとって、釉薬のバケツにつけていきます。ザバッと上から釉薬を掛けるものだとばかり思っていましたが、ひとつひとつの手作業となると、なかなかに手間のかかる作業です。陶芸って、土をこねるところから始まって、手順が多くて、手間はかかるし、重労働なのも多いしで、わりと大変なんですね。おかげさまで、もやしっ子の名札を外せそうな昨今です。

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それでも、文句をブツブツと垂れながら並べていくと、まだ焼いても無いのに、良い感じのタイルになりそうな感が満載です。焼き上がったら、バレないように、こそっと持って帰ろうと企んでいます。とか書いてたら、もらえたりしないだろうか。


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三田焼の型から作ったタイルは、釉薬の化粧をほどこすと、こんなふうになりました。ただでさえクッキーにしか見えなかったのに、さらにこのシュガーコーティング感。どんどんとお菓子としての高級感が増していっております。


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その後は、一部のタイルを電気窯へセット。基本は穴窯で焼くわけですが、穴窯だと、色や形が安定しないらしく、きっちりしたものも一部作っておこうという流れから、電気釜も使うことになりました。
この電気釜、大の大人がうずくまって2,3人は入れそうなサイズ。いったいいくらの電気代がかかるんでしょうね。今度聞いてみよう。

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作業の途中のティータイムは、お抹茶でした。いまだにお抹茶の味は、正直よくわからないわけですが、器がとてつもなく素晴らしいので、それだけで気分は高揚します。この器を初めて見て、話を聞いた時には、鳥肌さえたちました。しかも外でラフに使うこの感じですよこれ。

Parcours Ceramique Carougeois 2015 “Ariana大賞” 受賞!|トピックス|京都造形芸術大学

この関連の器。





さてさて、いよいよ、有馬富士公園をタイルで彩るプロジェクトも、山場を迎えてきました。
これまでの記事は、以下にまとめています。

maili.hatenablog.com





そうそう、
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