イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

シチリア島の真っ赤な口紅、ごちそうさまでした。

今年のお盆は一日だけ実家に帰ったので、いつものように、ここぞとばかりに野菜を持ち帰ってきました。

プチトマトの大きさで、ぷっくりと縦に伸びたカタチをした、最近新しく育てたらしい品種のトマト。
「シシリアンルージュ」

sicilian-rouge.com


シチリア島の真っ赤な口紅。
なんてオシャンなネーミング。

持ち帰ってその日の夜に、早速いただきました。ごちそうさまでした。


食べ終わってから知ったけど、栄養価的にも料理の具材的にも、かなりの優等生っぽいシシリアンルージュ。

調理・加工用トマトの傑作(中玉)。ピンク系大玉トマトに比べて機能性成分リコピンが約8倍、旨み成分グルタミン酸が約3倍も多く含まれている(女子栄養大学調べ)。
塩とオリーブオイルで炒めるだけで美味しい。

うちの実家は、近所の人に苗をいただいたようですが、栄養価以上にびっくりなのはそのお値段。

種8粒で660円。(e-種やは野菜種、花種と苗の通販専門店です)

有名な「桃太郎」ってな品種のトマトの5倍以上もするお値段。
ひと粒100円弱。
品種改良なんかに多くの費用がかかっているんだろうなとは思うけど、自家栽培ではうかつに買えない価格設定。



そんなわけで、その日のゴハンはパスタ。
もうちょっと調べてから、凝ったメニューにしても良かったな。
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実家で両親がいろんな野菜を作ってくれているおかげで、材料ほとんど自家製。

  • 自家製トマト
  • 自家製ナス
  • 自家製バジル
  • 自家製ニンニク

幸せなことですよね、こういうの。
バジルなんて、もう自生しているらしく、毎年その領域を徐々に広げながらがんばって育っているようで。香草好き人間にはたまらない環境。
ありがたやありがたや。

都会に住んでようが、田舎に住んでようが、ある程度の自給自足生活は理想ですね。
人間の本来の仕事は生きること(≒食べること)だし、そもそも歴史的には、分業化してきたのは生きるためだものね。