イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

「ディテール」考察

こうして再び大学に入って、独学ではなくデザインについて学んで知識をつけたり、大学の課題という枠の中ながらに実践をしているけど、やっぱり苦手なことにディテールの追求が入ってるわけで。


ふと世界に目を向けてみても、建築もプロダクトもグラフィックやWebも、良いなぁ・美しいなぁと思えるものには必ずディテールがあるもので。


"良い"、"美しい"っていうのは各個人の主観ながらも、それは"共感"による感情であって。
その"共感"っていうのは、人間の特徴のひとつであって、"共感"があるからこそ人は独自の社会を作ることが出来て、地球上で生存を続けてこれたんだろうな、なんて思っている。


あれ?すごく大きく話が逸れた気がする。



「共感が生まれるものにはディテールがある。」

それが成り立ってるなら、逆もまた成り立っても良いんじゃないか??と。

「ディテールがあると、そのデザインには共感が生まれる」んじゃないかな、なんて考えてみた次第。




じゃあ、この"ディテール"とは何なんだろう?

単純に、その名の通り「細かいところまでキッチリと作りこむこと」なんだろうけど、もう少し言うと、「大枠から詳細に至るまでの統一感?丁寧さ?起承転結?」みたいな感じのような気がする。



それは一つのプロダクトや建築等にかぎらず、コーディネートなんかにも当てはまるんだろうし、果ては、人の振る舞いや話し方なんかにも当てはまったりするんだろうな、なんて思う。

例えば振る舞いが美しい人っていうのは、TPOに応じた(統一感のある)動作であって、一つ一つの動作が丁寧で、単調すぎない流れがあって、みたいな。

それは意識(デザイン)すれば、そのように振る舞っていけるんだろう。たぶん。そして美しいという共感も得られたりするんだろう。たぶん。




今、大学の卒制真っ最中だけれども、まだまだクオリティが足りていないどころか、低すぎるのが大きな悩みなので、この"ディテール"なんてのを意識してみたら、少しはクオリティも高まったりするかな。してほしいな。