昨年12月と、今年に入って1月とで、
計3回の社外セミナーに行ったりしてました。
内容はVEっていうValue Engineering(価値工学)に関しての実践セミナー。
VEっていうのは、
「Value(価値) = Function(機能) / Cost(コスト)」
というのを土台として、式中にある、
機能を上げたり、コストを下げたりして、価値を高めていきましょうっていう内容。
当たり前といえば当たり前な考え方である、マネジメント手法。
ここでいう機能っていうのは、
使えれば何でもっていう機能じゃなく、
必要とされている機能、という意味なので、
ガラケーは色んな機能を持っているから価値が高い、
とは一概には言えないわけで。
この、必要な機能、っていうのが難敵で。
その機能は本当に必要か?
そんなことも含めて色んな職種の人が集まって
グループでアイデア出して問題解決をしていくのがVE活動である、と。
工学分野発祥なんで、工業製品に良く使われたりするけど、
ものとしての製品だけじゃなく、サービスにもこの考え方は適用できるとのことで。
アイデアを出して、問題解決を行なっていくというのは、
設計の人間だけがするものでは無く、
知的生産の仕事としている人達にとっては、どんな職種であれどんな業種であれ
必要な内容やと思うわけです。
VEはその中で機能とコストのバランス、という視点から
問題解決を行なっていこうという考え方なので、
これがベストってわけでもないし、もちろんダメなわけでもないし。
1つずつ、知り得た情報と、わかっている情報から、
論理的に積み上げていく傾向が高いであろう工学的な世界においては、
斬新で画期的なアイデアを出して、一気に問題解決をする手法が少ない気がするので、
そういう点で洗練されてきた手法なんだろうか。
ただ、
アイデアがかなり重要な部分を占めているVE、
アイデア発想にはもっと違う分野の、優れた手法があるだろう、
なんて思ってしまったりするわけで。
その辺りを繋いでいきたいところだなと
思ったりするわけです。
ん〜、書いてて意味わからん内容の記事。
反省。