イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

10年目の答え

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コネクタスのブログの方にも書いたけど、

昨日は、元々予定してたライブイベントが中止になったものの、

メンバーの知り合いの方3人が来てくださったので、

その方達へのプチライブ。

こうやって何回も書いてるのは、

感じたことがやっぱり大きかったからで。

このプチライブ自体、

急遽決まったっていうこともあったので、

できることって限られてはいるけど、

その中で色々準備・練習。

見てくれる人のことを考えての自分たちに出来るプレゼント。

どうしたら喜んでもらえるのか?

どうしたら楽しんでもらえるのか?

そんなことを考えて、

曲やら内容やら場所やらを準備してる時間がもうすでに最高で。

歌ってる時ももちろん楽しくて。

10年間。

こうやってアカペラ続けてるけど、

歌い続けてるくせに、

個人的には、自分たちのライブって、需要なんて無いって正直思ってるところがあって。

プロでもないし、プロ級の歌唱力でもない。

歌ってる時に見てもらえるのは、

アカペラが珍しいから、とか、

声だけってスゴいから、とか、

知り合いが歌ってるから。

とか、そんな考え方してしまう冷めた人間。

だから、なんとか魅力をもちたいと思って、

気に入ってもらえるような、

お客さんのこと考えたステージングを考えたりしてた。

そんな中で、

昨日のイベントはある意味では自分の中ではすごい大きな転換。

自分たちを気に入ってもらえるように喜んでもらえる演出、じゃなくて、

自分たちのライブを、わざわざ見てくれる人のために、

満足してもらえるものを提供したい。と。

楽しんでもらいたいし、

充実した時間であって欲しいし、

感動してもらいたい。

「なぜ10年もアカペラしてるのか?」

っていう、自分での問いの、

現状での答えとして、

僕にとってのアカペラは、

上手く歌うことよりも、

寸分違わずハモることよりも、

自分を含め、その場に居る人たちみんなが楽しんで、

喜んでもらえて、満足いく時間を過ごしてもらうっていう目的のための方法である。

と。

もちろん上手くなりたいけどもさ。