イリモノづくり

デザインは身近にありました。要るもの作ろう イリモノづくり。

意匠面の仕上がり

製品の意匠面の、仕上がり具合に関する話。

家電量販店で売られているような製品は、

大物の家電を除けば、使われている材料はプラスチックがほとんど。

あ、意匠部品に関してね。

やっぱりABSとPCがメインなんやろうか。

見れば材質までわかる、のレベルには達してないので、

ある程度しかわかりませんが。精進します。

製品を作ったデザイナーとしても、設計者としても、

造形性・機能性・コストなどなど考えれば、

金属や木材よりもバランスの良いプラスチックに行きついたんやろうな〜って思います。

ただ、せっかくバランスが良いっていう長所を持っているのに

どうも納得できない仕上がりな製品があるのが残念。

テレビやらPCやら、スター製品は仕上がりもやっぱり良いものが多いのに、

一方で、例えばコーヒーメーカーなんて、意匠面にも関わらず、

おもいっきりヒケてる製品まであったりします。

そこまで人気製品ではないとは言え、超有名企業のブランド名を背負っているのに、

デザイナーとして、開発者として、会社として、それはイイのかと思ったりするわけです。

開発納期や、金型修正費の問題やら、色々あっての結果だとは思いますが、

もったいないなぁ。

せっかくのブランド価値が下がってしまう。