イリモノづくり

京都滋賀でデザインしてます/要るものつくろうイリモノづくり/アカペラ好き

退職しました。

2011/2/28

4年間勤めた会社を退職した。オプテックス株式会社。

初めて就職した会社なのもあってのことだと思うけども、すごく感慨深い。

別に公に書くことでも無いけども、なにかふとした時に読み返したときにでも、

懐かしんだり、思い返したりできたら良いなぁと思って。

学生時代、機械系の学部でありながら所属していた研究室がハードというよりもソフトの内容だったのもあり、ほんのちょっとだけかじったこともありで、なんとなく画像関係の仕事が出来たら良いなと面接を受けて、なんとか無事に合格。

配属されたのはエントランス関係の事業部門。

主として自動ドアのセンサーで商売している事業部だった。

配属後、経歴と希望から、上司の方に"メカとソフトと、どっちがしたい?"って聞かれた。

画像を含め、ソフト関係がしたいと思ってはいたけど、せっかく修士卒で採用してもらったっていうことで、何にも出来ないよりは、ちょっとでも力を発揮できるかもしれんなぁ、と思って、学部に沿った内容に近いだろう機構の設計で返答した。もちろん、今思えば、修士卒とはいえ、完全にマッチングしてるわけでもなければ新入社員はみんな同じレベルだと思うので、ソフトを選んでいても良かったのかもしれないけども。

その当時、どうせなら色々してみたいと思っていたこともあったので、機構設計を一通りできるようになれたら、ソフト関係の仕事がしてみたいと伝えた。

そんな流れで仕事スタート。

4年間の仕事の中で、図面の見方、描き方ぐらいの知識は活かせても、大学で習った内容ってほとんど使っていないように思える。知識というよりも思考であったり経験であったりの方が活かす機会は多かったかな。

とはいえ、これまでの小中高大の学生生活の中で習ってきた、点の知識が、繋がっていって線になり、面になる感じがした。

その代わりに、使わない知識はどんどん忘れ去っていっている感じも大いにあった。

機構設計という、いわゆる製品での電気基板以外のハード部分を考える仕事。

最初は言われるがままのことしか出来なかったが、自分で考えられるような余裕が多少なりとも出てきたぐらいから、かなり楽しくなってきた。

自分でアイデアを出して、自分で形を考えて、それを描いて、ものにする。

一つの製品に関わる人員は、たいがい各担当で一人。機構設計も一人。

他の方に相談したりすれば、助けてもらえるとはいえ、やっぱり感じるプレッシャーは大きかった。

それでも、設計完了した後は、自分の製品と思えるし嬉しかった。実際にものが仕上がって、それが売れたときなんか。

この会社で働けて良かったなぁ、って思えることは人間関係。これに尽きる。

同じ課、同じ部署の人みんなに良くしてもらえた。こんなに良い人間関係、なかなか無いだろう。

OJT担当の先輩は、ユーモアがあって、センスがあって、バランスも良かった。ただただ尊敬していた。かっこ良かった。

昔から、カッコいいものに興味はあったけど、ただの興味だった。

OJTの先輩は、デザインセンスも良かった。カッコいい製品だった。

これが退職のきっかけになった。

自分も、デザインセンスをもっと磨きたい。カッコいいものが作りたい。自分も認められたい。みたいな。

グラフィック、web、プロダクト等、ジャンル問わず本を読んだりしてデザインの勉強を始めた。

カッコいいだけがデザインじゃないって知った。

日本におけるデザインの地位って、まだまだ低いって感じた。

ますますデザインの仕事がしたい、っていう衝動にかられた。

上司の方に相談して、この会社では、規模的、人員的に、まだデザインを主とする職務は当分無理だろうという話。

製品を設計する上で、デザインを考えることはできるけども、なんだかんだ言っても仕事の中のごくごく一部。

退職を決意した。

良くしてもらえた会社に対して、みんなに対して、迷惑はかけたくないと思うのもあって、それから実際の退職まで1年強の時間かけた。

いざ退職となって、

また飲みに行こうぜ、とか、職が無かったら帰ってこい、とか言ってもらえた。

冗談であろうが、本音であろうが、建前であろうが、嬉しかった。

まぁ、こんな文章を書いても、関係者の方には一生、目に入ることもないんだろうけども、

お世話になりました。

ありがとうございました。

って気持ちでいっぱい。

これから正直どうなるかもわからんし、

どんな人生になるかもわからんけど、

悔いの無いようにしようと思う。

思い描いた目標に近づけるようにがんばろう。

なかなか機会のない人生の休暇期間。

色々考えて、有意義に過ごそう。

就職に向けて、活動もがんばろう。

みんながんばってるしね。